口座は複数つくるべき!?仮想通貨取引所の選び方

仮想通貨

仮想通貨の取引をはじめたばかりの方は、口座は1ヶ所のみで良いとお考えの方もおられると思います

しかし、長年頻回に仮想通貨取引を行っている投資家は、複数の口座を使い分けています

なぜなら、メリットともいえる理由があるからです

そこで、仮想通貨取引をこれからはじめる方や、はじめたばかりの方向けに、複数の口座を保有するメリットと目的別の取引所の選び方を解説します

コインチェック

複数口座を保有するメリット

  1. 資産を守ることができる
  2. 通信障害で取引できない状況を回避できる
  3. 取り扱いコインを分散できる
  4. 投資スタイルを分けることができる

1.資産を守ることができる

「卵はひとつのカゴに盛るな」言われているように、大事な資産を一つの口座に集中しておくことは避けるべきだと思います

仮想通貨取引所は、金融庁の審査を受けてはいますが、歴史も浅く、閉鎖するリスクもあります

資産はできるだけ複数の口座で分散させる方が良いでしょう

2.通信障害で取引できない状況を回避できる

仮想通貨はボラティリティー(値動き)が非常に大きい商品です

私も、2008年仮想通貨ショック、2020年XRPショックでは1日で50%下落するなど、急速な価格下落を経験しました

そのような急速な下落時には、多くの投資家が投げ売りするため、取引所に大きな通信負荷がかかります

いくつかの取引所では、急速に大量の売買が行われたことで通信障害が発生し、取引できない事態になっていました

自分の資産がみるみる減少していくのを、ただ眺めることしかできなかったわけです

私がメインで使っているbitbankでは、通信障害が起こることなく取引できた為、事なきを得ました

いざという時のために、複数の口座を持っておくことが安心できます

3.取り扱いコインを分散できる

国内で取り扱いが認められているコインは、約50種ほどあります

取引所によって取り扱うコインが異なるため、投資したい銘柄に応じて、取引所の口座は複数必要になるでしょう

主な取引所と取り扱いコインの一覧

bitbankCoincheckGMOコインbitFlyerDMM BitcoinBITPOINTFTX JP
BTC(ビットコイン)
ETH(イーサリアム)
XRP(リップル)
LTC(ライトコイン)
BCH(ビットコインキャッシュ)
ETC(イーサリアムクラシック)
XLM(ステラルーメン)
QTUM(クアンタム)
BAT(ベーシックアテンショントークン)
OMG(オーエムジー)
XEM(ネム)
XYM(シンボル)
MONA(モナコイン)
LINK(チェーンリンク)
ADA(カルダノ)
DOT(ポルカドット)
DOGE(ドージコイン)
ENJ(エンジンコイン)
XTZ(テゾス)
ATOM(コスモス)
MKR(メイカー)
LSK(リスク)
PLT(パレットトークン)
IOST(アイオーエスティ)
JMY(ジャスミー)
DEP(ディープコイン)
FIT(エフティエックストークン)
SOL(ソラナ)
QASH(キャッシュ)
TRX(トロン)
BOBA(ボバネットワーク)
DAI(ダイ)
MATIC(ポリゴン)
FCR(エフシーリュウキュウコイン)
引用:各社HP、金融庁 暗号資産交換業者登録一覧(2022年5月31日時点)より作図 2022.8.25更新
bitbank

4.投資スタイルを分けることができる

投資目的が、長期と短期で口座の使い分けができます

例えば、数年〜数十年を持ち続ける長期投資が目的ならば、投資信託の長期積立投資と同様に、積立設定ができる取引所が使い勝手がよいです

また、短期投資が目的ならば、現物取引だけでなく、レバレッジをかけたトレードができる取引所が魅力的ではないでしょうか

取引所によって、取引の方法が変わりますので、複数の取引所口座を持っていると、取引の幅が広がります

複数口座を保有するデメリット
  • 資産やパスワードなどの管理が大変
  • 税金の計算が煩雑になる
  • 個人情報の流出リスクが高まる

取引所の選び方

国内?それとも海外?

結論からいうと、投資初心者の方には、国内取引所をオススメします

日本でも主要な仮想通貨に投資できますし、初心者には、ハイレバレッジを使ったトレードはオススメできませんので、使いやすい国内取引所が良いでしょう

国内取引所のメリット・デメリット

メリット
・金融庁が認めた取引所、コインの為、安心できる(法律で保護される)
・日本円で購入できる
・日本企業の為、情報収集がしやすい

デメリット(海外取引所と比較して)
・銘柄数が少ない
・最大レバレッジが低い

選ぶ時のポイント

1.取引所での購入する

販売所では、いつでも購入が簡単にできる代わりに、実勢価格とは異なる、販売所価格(通常高値)で売られています

販売所で購入したコインをすぐに売るとスプレッドと呼ばれる売買価格差が生じるため、実勢価格で取引を行う、取引所での購入をしましょう

2.現物取引を中心に考える

先述の通り、仮想通貨はボラティリティーが大きいため、初心者がレバレッジ取引を行うのは、大きなリスクになる為、オススメできません

日本円とコインとの直接交換となる、現物取引を中心に行いましょう

おすすめの取引所2選

国内の主な取引所の特徴

販売手数料無料無料無料無料無料
取引所手数料Maker:-0.02%
Taker:0.12%
無料Maker:-0.01%
Taker:0.05%
0.01~0.15%無料
入金手数料無料0〜1018円無料0〜330円無料
出金手数料550円(3万円未満)
770円(3万円以上)
407円無料220円〜770円
無料
取扱通貨
(販売所)
18162115
15(レバレッジ取引限定4通貨含む)
取扱通貨
(取引所)
184126
積立投資1万円〜500円〜1円〜
最低取引額0.0001BTC500円〜0.00001BTC100円0.0001BTC
レバレッジ取引2倍2倍2倍
公式ホームページビットバンクコインチェックGMOコインビットフライヤーDMMビットコイン
各社HPより作図(2022年8月25日時点)

Coincheck(初心者におすすめ)

コインチェック

私も仮想通貨の購入は、Coincheckからはじめました

国内アプリダウンロード数No.1で、アプリは視覚的にも見やすく、初心者にも使いやすい取引所です

アプリでは販売所のみ(ブラウザでは取引所もあり)での売買となる為、上述したスプレッドが気になるところですが、「Coincheckつみたて」のサービスが魅力的です

月々1万円から利用でき、「毎月つみたて」「毎日つみたて」を選ぶことができます

ドルコスト平均法で、ほったらかし長期投資を行う目的なら、優れたサービスといえるでしょう

Coincheckは、長期投資が目的の方、ほったらかし積み立て投資がしたい方に、オススメの取引所です

bitbank(初心者〜上級者におすすめ)

bitbank

最大の魅力は、アプリ内でも取引所で売買ができ、スプレッドを気にしなくてよいことです

一方、取引所での取引は、指値、成行取引を行う必要があるため、初心者の方は、少し難しいと感じることもあるかもしれませんが、一度覚えると、販売所で支払うコストを抑えることができるため、取引所での取引がやはりオススメです

bitbankで取引の仕方が心配に思われる方は、図解した過去の記事もご参考ください

また、取引所での銘柄数が、15種類*と最多である点も魅力的です(*2022年6月11日時点)

年々銘柄数が増えていますので、長期的に活発な取引がされることにも期待できます

さらに、アプリのチャート分析ツールとして、多くの投資家も利用するTradingviewが採用されていますので、分析もしやすく、中級者〜上級者にも好まれる取引所で、私も主にbitbankで取引をしています

まとめ

本記事では、仮想通貨をこれからはじめる方、はじめたばかりの方向けに、口座は複数持つメリットと、取引所の選び方のポイントを解説しました

仮想通貨はリスクが高い資産である分、資産を守ることをしっかりと考え、その一つとして、複数の口座を持つことを検討しましょう

また、仮想通貨取引をする上で、注意したいことは、できるだけスプレッドを抑えること

投資成績にも影響を与える重要なポイントとなりますので、仮想通貨取引を行う際は、できるだけ取引所で行うようにしましょう

本記事が、仮想通貨取引をされる方の参考になればうれしく思います

bitbank
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