投資には短期投資と長期投資があります
投資といえば、パソコンに向かってポチポチしている株やFXなどのトレーダーの方を、想像される方が多いのではないでしょうか❓
それは短期投資にあたり、数日〜数ヶ月、長くても1~2年で売買を行う投資法です
一方、長期投資は数年〜数十年と時間をかけて行う投資法で、「ほったらかし投資」とも言われています
特に投資の初心者には、「長期投資」がおすすめです⭐️
私も将来の息子たちの教育資金と、夫婦の老後資金の形成を目的に、長期投資からはじめました
長期投資をすすめる理由3点
- 複利効果が得られる
- 時間が分散されリスクを抑えることができる
- 投資にかける時間を抑えることができる
複利効果が得られる
投資の利息には単利と、複利があります
単利・・・元金に利息が支払われる
例)国債、社債、毎月分配型の投資信託など
複利・・・元金に発生した利息も含めて利息が支払われる
例)銀行預金、分配再投資型の投資信託など
単利:毎年一定の利息(5万円)が増えていく
元金 | 1年後 | 2年後 | …… | 10年後 | ……. | 20年後 |
100万円 | 105万円 | 110万円 | …… | 150万円 | ……. | 200万円 |
複利:毎年受け取る利息も含めて利息が増えていく
元金 | 1年後 | 2年後 | ……. | 10年後 | ……. | 20年後 |
100万円 | 105万円 | 110.25万円 | ……. | 162.89万円 | ……. | 265.32万円 |
グラフで示すとこのようになります

同じ年利5%の利息でも、単利と複利の違いで、20年後には約65万円の差がついていますね
このように、複利はお金を増やす力が強く、長期的に投資を行うことで複利の効果は大きくなります
複利の効果をより大きくする為には、いかに早く投資をはじめるかが重要 ⏰
時間が分散されリスクを抑えることができる
一度に多くの資金で投資を行った場合、その後の価格が上がれば大きな利益になりますが、下がった場合は損失額は多くなります
長期投資では、大金を一括で投資し、値上がりするのを待つ手法もありますが、少額を定期定額的にコツコツ積み立てていくこともでき、価格変動のリスクをマイルドにすることができます
これをドルコスト平均法といい、投資商品の価格が高い時には少なく、価格が低い時には多くを購入することができ、長期投資ならではの「時間の分散」を利用したリスクを抑えた投資手法です
投資にかける時間を抑えることができる
みなさんは、お仕事や家事、育児など日常生活の中で、投資にかける(かけてもよい)時間はどのくらいあるでしょうか
おそらく多くの方は、投資にかける時間はあまり取りたくないとお思いでしょう
長期投資は、日々の値動きを気にせず淡々と機械的に行っていく投資法であるため、短期投資に比べてストレスの少ない投資方法といえます
長期投資のデメリット
- 短期的に利益を得にくい
- 運用コストがかかる
- リスクがゼロではない
短期的に利益を得にくい
長期投資は時間をかけて利益を最大化する手法です
短期的に利益を求められる方にはおすすめできません
運用コストがかかる
投資信託を購入した際は、証券会社に支払う信託報酬と呼ばれる運用・管理手数料が発生します
長期投資を行う場合は、できるだけ信託報酬の低いファンドを選びましょう
インデックスファンド*は信託報酬が低い傾向 *特定の株価指数と連動するように設計された投資信託
リスクがゼロではない
長期投資とはいえ、投資である以上、リスクはゼロではありません
投資の目標としていたタイミング、価格が下落している可能性もあります
そこで、リスクをできるだけ減らす為に、特定の国や会社等への集中投資はやめ、できるだけ幅広く、分散投資をするようにしましょう
まとめ

長期投資はマラソンに例えられています
価格が上がっていようとも、下がっていようとも、毎月無心で積み立てを継続します😑
また、積み立てを習慣にするために、給与口座から投資用口座へ指定日に自動振替することをおすすめします
【長期投資をおすすめできる人 3選】
☑︎投資初心者
☑︎老後や子供の教育資金の為に、資産形成をしたい人
☑︎投資のことを日々考えたくない人
該当する方は、さっそく長期投資をはじめましょう💨
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